今日は地渡しの日。地渡しと言っても、おそらく地元の我々以外には何のことか理解できないと思うが、来月の5月3日(祝)に執り行われる「日野祭り」の神輿の予行演習のようなものである。今年、我が地区は6年に一度の神輿当番に当たっており、もう2年近く前から準備を始めてきた。本番まで1か月を切った今日、当番の我々の地区だけを神輿を担いで練り歩く「地渡し」と呼ばれるお祭りが行われた。この日の神輿は本番の神輿ではなく、地渡し専用の軽い神輿である。早朝から地元の関係者が集まり、組み立てから始める。そして午後からいよいよ神輿の巡行である。今日はうす曇りの絶好の祭り日和になり、数十人の若者が威勢よく掛け声をかけ、地区を練り歩いた。5月3日の本番は、神輿も倍ほど重くなり、担ぎ手も総勢100人を超える。本番まであと少しである。

近所の岸辺に咲く桜。満開である。地渡しを祝っているかのようにタイミング良く咲いた。

早朝からレプリカ神輿の組み立て。本番の神輿に比べると随分小さくて軽い。

神輿の担い棒を固定するロープ。「男結び」と呼ばれる堅牢な結び方。非常に強力で、弱いロープだと切れてしまうほど強く締まる。
posted by guzzan at 20:16|
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