明日、日野祭りの当日を迎える。今日は宵山の日であるが、今年、我が地区は6年に一度の神輿当番のため、早朝から神社の拝殿で神輿の組み立てを行った。神輿倉から神輿本体と装飾部品を運び出し、神社の裏の軒下から担い棒を出してきて、拝殿で組み立てをする。神輿本体と担い棒は、それ自体だけでも非常に重く、こんな重いものを常時30〜40人で担ぎ上げて何kmも練り歩くということがにわかには信じ難いが、それをやってのけるのが日野町の若者(?)である。明日の朝、一旦当番区全員が宮入し、午後から神輿の渡御が始まる。夕方5時半頃には再び神社に戻り、下の番の神輿が拝殿に収まる時、祭りは一番の盛り上がりの時を迎える。今夜は曳山が町中に繰り出し、にぎやかなお囃子とともに宵山のイベントがあちこちで行われる。そして、いよいよ明日は本祭の日である。

神社の神輿倉から神輿本体と部品を運び出す。組み立て前の神輿は大勢で持ちにくいため、非常に重い。

運び出した部品を並べ、拝殿の上で組み立てをするメンバーに手渡ししてゆく。金箔が塗られている部品が多く、素手では触れない。

拝殿の上で神輿の組み立てが始まる。3基の神輿があるため、拝殿はごった返している。我々「下の番」の神輿は拝殿の一番西側(写真の一番手前)になる。

約2時間後、組み立て完了。拝殿周囲の梁と比べてもほとんど隙間のないサイズで、こんなぎりぎりの状態でよくぶつけずに出せるものだ...といつもながらに感心してしまう。

3基並んだ神輿。奥から「上の番(西大路)」「中の番(村井)」「下の番(大窪)」。最後に出動する「下の番」神輿は、6年に1回の当番制のためか、毎年「一番元気がいい!」と評判である。
posted by guzzan at 12:05|
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