私の旧知の親友にKくんという人物がいる。過去、このブログにも登場している幼なじみの友人である。彼とは小学校の頃に出会い(もっと前から実際は出会っていたかもしれないが)、その後、中学から高校と同じ学校で学んだ(しかも、中学、高校ともに卒業年度の最終学年ではクラスも一緒になっている)。大学はそれぞれの道に分かれ、私は京都に、彼は金沢に住みついて生活をしたが、それでも定期的に連絡を取り合い、定期的に会って、言い方はちょっと古いが「青春時代」をともに歩んできた。社会人になってから35年が経とうとしているが、お互い子供が自立を始めるようになった今も相変わらず彼との親密な付き合いは続いている。
そんな彼との出会いには実に不思議なご縁(友人宅の倉で発見された書物で判明)があったことをつい最近知ることとなった。詳しいことは彼がブログに投稿してくれているのでそちらをご一読いただきたい。
(↓)
http://kogame56.sblo.jp/article/168149363.html 何と私の叔父にあたるK.Yさんと彼の父上が戦時中、異国の地で共に人生を送った親友同士であったというのだ。2人とも早くして無念の死を迎えてしまうことになるのだが、亡くなったK.Yさんの実家に養子として移り住んできた夫婦にできた子供(私)と、同じく亡くなったS.Kさん甥っ子にあたるKくんが、戦後70年の時を経て、その事実を今まで知らずして偶然にも親友となって付き合いを続けている。何と不思議なご縁であることか。亡くなったお二人の魂がまるで私たち2人にそれぞれ乗り移ったような、ある意味そんな素晴らしい話である。70年の時を経て偶然にも続いているこのご縁をこれからも大切にしてゆきたい。
posted by guzzan at 10:29|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
ETC.